「トライン」は幸運だけとは限らない
西洋占星術 | 25.10.27
こんにちは!
ほしの鍵の三浦弘子です。
「トライン」は、
幸運だけとは限らない。
トラインとは、
西洋占星術のメジャーアスペクトの中で、
天体と天体の角度が120度関係になっている
ことを示しています。
教科書的には、
トラインは幸運。天体と天体のエネルギーが
調和しているので使いやすいとされます。
がっ、
そう「幸運」だけとは限りません。
トラインのネガティブ面は、
努力が苦手。
易きに流れやすい。
逆境に弱い。
という形で表れることもあります。
っということは、
ダメだと思ったら簡単に諦めやすかったり、
自分がやりたい事があって、
それを成し遂げるには、
相当の苦労・努力があるとわかった場合、
簡単な方に流れやすくなります。
なので、
ホロスコープの中で、
トラインばかりでやったーー!と安易には
喜べないところもあります。
(でも、恵まれている点は多々あるので、
幸運が全くなくなるわけではありません)
そして、
このトラインが三つ繋がった、
グランドトラインになる場合。

- 火のグランドトライン
- 風のグランドトライン
- 水のグランドトライン
- 地のグランドトライン
上記エレメントごとに形成されます。
グランドトラインになると、
エレメントのエネルギーが豊かに循環します。
が、ここでも少し落とし穴が・・・。
自分の中で循環しすぎて、
自己完結になったり、
内にこもりやすくなります。
まぁ、
トラインの複合アスペクトなので、
トラインのネガティブ面も健在してます(^-^;
じゃあ、
このグランドトラインどうしたらいいのー
って思いますよね。
ぐるぐるしてるグランドトラインには、
「カイト」が欲しいところになります。
カイトとは、
グランドトラインの一点から、
180度反対側にオポジションを形成する
複合アスペクトのことになります。

カイトがあると、
グランドトラインでぐるぐる回っている
エネルギーを吐き出すことができます。
高市首相のチャートを見てたら、
太陽魚座・月蠍座・火星蟹座で、
水のグランドトラインがあり、
180度反対に冥王星乙女座があり、
カイトになっていました。
カイトになることで、
水のエネルギー(共感力・感受性など)を、
対外的に発散することができます!
女性初の総理大臣になられるだけある、
エネルギッシュさを感じました!
グランドトラインがあって、
カイト(吐き出し口)がなければ、
トランジットで、
カイトになる時期はチャンスですよ!
ちなみに、
私は火のグランドトライン持ちで、
+カイトがあるので、
常に火のエネルギー(情熱・精神性など)を
発散させるべく生きている感じがしますが、
これにかかりっきりで、
他の天体をあまり使えてないのも否めない(^-^;
最後までお読みいただきありがとうございました。


